「蓮斗、すき」


茶色がかったまっすぐな髪




透きとおった黒い瞳




ほんのりピンクの頬




バラ色の薄い唇はそう紡いだ





「……俺も好き」



金髪にたくさんのネックレス




耳を飾るのは銀に鈍く輝く、
暴走族“白夜”を象徴するピアス





確かめるように抱きしめた温もりは
これからもずっと俺のものだも思っていた