「これからどうする?」

悠斗が私に問い掛ける。
「う〜ん…1回家に帰るよ」

このまま隠れてても仕方ないしね。
ちゃんと話つけよう。
「そっか…何かあったら連絡しろよ?」

「う…あっ!」
私が叫んだから、悠斗はビックリしていた。
「な、なに⁉︎」
「私が連絡切ったせいで連絡先知らないです…」

忘れてた…

「あーそーだなー誰かさんのせーで
連絡取れなかったもんなー」

凄い棒読みで拗ねる悠斗に私は焦る。

「わわわ!ゴメンってばぁ〜」
すると悠斗は、私の後ろから抱き付いて

「嘘だよ」

と呟いた。それを聞くと、

「嘘つき」

と私も呟いた。

そして私は体の向きを悠斗に変えられて

本日2回目の、

セカンドキスをした。