ちょ…何で離してくれないの…!?


すっごい恥ずかしい…///


「2人って付き合ってんの?」


「ち、ちが…」


私が否定しようとすると


霧島君が顔を近づけてきて…


え、ちょ、な、え!!?


「な、何すんのさ!!!」


私は霧島君を突き飛ばした。


「いってー…何すんだよー」


それはこっちのセリフだよ…


あ、でも突き飛ばした勢いで手も離れた…


「え?結局付き合ってんの?付き合ってないの?」


「付き合ってないです」


私は即答した。


すると隣から笑い声が聞こえてきた。


「即答とかひでーwww」


本当のことじゃん…


「あ、そうだよね。新井さん先輩と別れたばっかりだもんね。ごめんね、変なこと言って。また明日ねっ」


そういって走っていってしまった。


先輩…ねぇ…