ひとりごと。

もう戻れないんだね
歩く度にそう感じる

時は変わりなく進んでいるように
感じるけど
まだ顔だって幼いのに
慣れないスーツに腕を通してる

指しゃぶってせがんだ
UFOキャッチャーの景品も
もう卒業時な品ぞろえ

お気に入りの服も小物も
そうとっかえ
気がつきゃキラキラだった小物も
色あせて鈍く光ってる

僕らは知らぬ間に歩いてる
確実に進んでしまっている

立ち止まることも
戻ることも
日に日に老いていく
この体が許してくれない

昔は嬉しかった成長も
今や老いを恐れる老化

僕らは戻れない
僕らは進むしかできない。