ひとりごと。

スーツ着て歩いたり
白髪まみれの頭になったり
幼い子と手をつないだり

僕らの時間は唯一の確実で
止まることはけしてあり得ない

何千年
何千億回
繰り返された日常

僕らは形を変えて
今も過去も未来も生きる

空は青くなくなるかもしれない
空に恋をした海だって
顔色を変えるかもしれない

赤 青 緑
確実性のない中で
時だけは進んでいく

僕らもしわだらけになるのは確実で
もし、そうならないとしたら
それは悲しいことに変わりない

歩む一歩の重みを忘れるな
僕らが望まなくても
道も時も待ってくれないよ