実は………
大倉君と……色々な事があった…。
大倉君とは、中学校が一緒だった。
私は、大倉君に告白されていた。
でも、私は
あまり興味が無かった。
それでも、大倉君は諦めずに告白してきたのだった。
優しくしてくれたり、守ってくれたり。
そして、私もなんとなく気になり始めていた…。
…………でも、
それからが大変だった。
朝、昼、夜、毎日電話やメールがあった。
家の前で待ち伏せをしていて、そこで告白されたりもしていた。
私は、怖くて怖くて、
『もうやめて』
と、一言だけメールを送った。
その瞬間にメールの返信がきた。
『オレと付き合ってくれたら、もうしないけど、どうする?オレと付き合う?』
………イヤ…。
やめてほしいけど…、付き合いたくもない。
私は友達に相談した。
そして、どうするか決めた。
付き合うフリをする事。
そして
『わかった。付き合う。』
そう送った。
そして、何分かしたころ……
『んじゃ、明日からよろしくな!』
と送られてきた。
……そして、その数日後。
『俺、他の子と付き合うことにしたから別れよう。』
………は?
…なにそれ。
………“ごめん”ぐらい言えないの?
『うん。わかった。』
冷たく送った。
そしてその後も、どんどん他の子を乗り換えていった。
………最低。

