里穂が息を切らして “葵が……倒れた…………” 涙目になってオレに言った。 オレは保健室まで全力で走った 保健室にはベットに仰向けなって寝ている葵がいた その表情はどこか………悲しげだった 「葵……ごめん……」 1人でそうつぶやいた その瞬間に葵が笑ったような気がした