多分、目が腫れてたからだと思う


里穂は帰ってきた私に



「何があったの?!」


びっくりした表情で言った。



私は


創太が何でこんなことしたのか


分からなかった


怖かった。


 
「里穂………どうしよう……私………っ…!」



そして里穂は私に



「大丈夫……大丈夫だから……ゆっくでいいから、ちゃんと教えて……?」



そう言って、私の頭を撫でた。



そして私は



全てを話した




すると里穂は



「葵……抱き締められて、嫌だった?」



冷静な顔で聞いてくる。



「……分かんない…。」



「ごめん、葵にはキツいのかもしれないんだけど、言ってもいい?」



「うん…。」



そして、里穂は咳払いをした




「それって……創太は葵に恋してるんじゃないかな…?」




え…



恋………?



創太が……?




私に………?