それから数日後。
今日、日本を出る……。
みんなは仕事だって言ってたから、1人で行くんだけどね……。
お母さん、行ってきます……。
空港には、沢山の人で溢れかえっている。
家族とか……友達とか……恋人とか……。
漫画じゃないし、誰かが来てくれるなんてないんだけど……
創太の顔が浮かんでしまう私は……。
「葵!」
遠くから大きな大きな声が聞こえる。
「創太……?!」
「勝手に来てごめんな!言いたいことがあったから!」
「言いたいこと……?」
心臓が大きな音をたてている
「俺、葵の事やっぱり好きだ!付き合ってください!」
そんなの……
「もちろん……!」
「あと!俺も同じ所行くから、よろしくな!」
「えっ……!」
「じゃ、行くぞ…!」

