「わ、私ね……創太のこと……っ」


ドキドキという音をたてて


心臓は早くなっていく


今までにも感じたことのないぐらいに


私の心の中には


燃えて


焦げるように


何かが熱くなっていくのが分かった


君に伝えてもいい?


今にも溢れ出しそうなこの気持ち


あったかくて


ドキドキして


傷ついて


ズキッってして


この感情


今から君に


伝えるよ


伝えるのが初めてだからかな


君のことしか


考えられなくなってる


じゃあ……


伝えるね。



















「…………好きです」