次の日は、何もかもが特別輝いて見えた。 よし、アイツはまだ学校にいない! 創太君を捕まえて……! そして私は、創太君を部室に入れて 催眠術をかけた。 上手くいくかもわからないのに なぜか私は自信があった。 そして、創太君は私を好きになった。 「愛梨」 あの夢にまで見た創太君と…。 人の胸に響いて心を奮わせるような声で 私の名前を呼んで笑った。