そのあとも、里穂は一言も話さないで学校に着いた。


日向が里穂に話かけた瞬間、目をそらしたり、静かにしていた。




里穂は日向のコト、好きなんだ!




「り、里穂…!」


「ん…?」


「えっと…さ……」


「え、マジメな話……?」


「うん。」


「えっと……なに…?」




「日向のこと……好きでしょ?」





なんでこっちがドキドキしてんだろ…



「……え、えぇ?!ち、違うってば!す、好きなんかじゃ…な、ないよ……っ!」







あ、絶対好きだ、コレ。