また気がついたら 先生は俺の腕の中にいた 冷静だった先生も あわて始めた すべてがかわいい 俺だけのものにしたい 杏奈のことは すべて忘れていた 「長屋君!なにしてるの離しなさい!相談乗ってあげてる最中でしょ!?」 みるみるうちに 先生の顔は 真っ赤な赤色に 染められていった 海翔は先生の言葉など 聞こえていなかった それどころか 抱きしめる力を強くしていた