†恋愛駆け引き

『ふぅん。ってか勘違いなんてぜんぜんしてないよぉー。
あたしが勘違いなんかしてた嫉妬してるみたいじゃぁぁん!あたし、別に嫉妬なんてしてないからねー』


笑を浮かべ、手を顔の前で左右に大きく振った。
そして・・・・

自分で言った“嫉妬”という言葉に引っかかる。


嫉妬.......??

あたしが三春ちゃんに!?
んなわけない!!



ってか、第一にあたしと谷中はただの友達なんだし。
そんなのないない。



そうやって自分と話していた。




だけど、嫉妬という単語が当てはまる様な気がしてならなかったんだ・・・・・。