学園内には時間外や休日にも使える稽古場が3棟あって、
魔法練習場・武道場・剣道場にそれぞれ分かれているの。
もちろん私たちは、剣道場に今いるんだけど・・・
お互いに軽く素振りをしながら、相手の実力を見極めようと思っていたはずなんだけど、
エリックは私の持っている剣が気になって全然練習になんないんだよね。
「なぁ、その剣って魔剣だよな?なんでサラが持ってるの?」
『元々お父さんが使ってたんだけど、中学の入学祝に貰ったの。』
「えっ!?お前の親父さんって・・・凄腕の騎士だったとか?」
『う~ん、どうだろう?確かに昔は兵隊だったけど、
戦争が終わってからは、ただの木こりをしてるだけなんだけどね。』
エリックはどこか腑に落ちないって感じで、全然剣の練習に集中してくれないの。
『もう!!早く剣の練習しようよ。』
「あぁ・・・悪い。」
エリックは気持ちを切り替える様にふぅーっと息を吐き出すと、
自分のほっぺをパシンっと叩いて気持ちを集中すると、剣を片手に構えて練習を始めた。
魔法練習場・武道場・剣道場にそれぞれ分かれているの。
もちろん私たちは、剣道場に今いるんだけど・・・
お互いに軽く素振りをしながら、相手の実力を見極めようと思っていたはずなんだけど、
エリックは私の持っている剣が気になって全然練習になんないんだよね。
「なぁ、その剣って魔剣だよな?なんでサラが持ってるの?」
『元々お父さんが使ってたんだけど、中学の入学祝に貰ったの。』
「えっ!?お前の親父さんって・・・凄腕の騎士だったとか?」
『う~ん、どうだろう?確かに昔は兵隊だったけど、
戦争が終わってからは、ただの木こりをしてるだけなんだけどね。』
エリックはどこか腑に落ちないって感じで、全然剣の練習に集中してくれないの。
『もう!!早く剣の練習しようよ。』
「あぁ・・・悪い。」
エリックは気持ちを切り替える様にふぅーっと息を吐き出すと、
自分のほっぺをパシンっと叩いて気持ちを集中すると、剣を片手に構えて練習を始めた。
