ふぁぁ・・・私は蹴伸びをしながらやっと目を覚ますと、キョロキョロしながら時計を見る。

『もうこんな時間?』

私はビックリして目を大きく開いて、口もあんぐり開いた口を閉じる事が出来ない。

「やっと起きた。コーヒー淹れてあげるから、顔を洗っておいで。」

『うん、ありがとう。』


私は言われた通りに顔を洗って、髪の毛をブラッシングしてシャキッとさせるとルイスの所に戻る。


「はい、コーヒー」

私はありがとう、と言うとブラックのコーヒーを一口飲む。

『う~ん、美味しい。』

「母さんが帰り際に色々持たされてさ、サンドイッチも持たせてくれたから一緒に食べようぜ。」


お皿の上にはサンドイッチだけではなく、私の大好物のから揚げや森にしかないフルーツなどもあって、すっごく豪華でたくさん出してある。

朝ご飯を食べていない私は今にもよだれが・・・

いただきまぁす。と言うと二人でパクパク食べていく。

『お母さんのから揚げって最高!!』

大好物を食べれば悩み事なんて吹っ飛んじゃう。


あっという間にご飯を食べると私は食器を片づける。


『ふぅ、お腹もいっぱいになったし運動でもしてこようかな。』