木こりの娘はプリンセス?

「その日以来王女様がお城を抜け出すことは無くなった。

しかしあの日以来王女様は魔法を使うようになったのだ。

鳥のように空を飛んだり、物を移動させたりして場内で働く者たちにいたずらばかりしていた。

始めは魔法でいたずらばかりしていた王女様も、大きくなるにつれ魔法は国民の為にしか使わなくなっていった。

とても美しい娘に成長した王女様は、隣の国の王子様と結婚をし二人の子供に恵まれたが、

王女様はこの頃になると魔法を使うたびに体調を崩すことが多くなり、起き上がることも出来ないほど体が弱くなっていた。

ある年のこと、国中で日照りが続き、農作物が育たなく飢えに苦しむ国民が増えしてしまい、
国民の苦しむ姿に悲しんだ王女様は魔法を使い雨雲を呼び雨を降らせた。

魔法は成功し国民は大喜びをしたが、王女様はその直後に永遠の眠りに着くことになってしまった。

国民は悲しみにくれたが、王女の死後魔法の力が受け継がれたのか、王女の子供たちも魔法が使えるようになったのだ。

これがこの国の魔法の始まり・・・・・END」



子供の頃に俺も聞いた事のある昔話だ、ただの昔話・・・


精霊に助けてもらったおかげで魔法が使えるようになった王女様。

魔法の始まりの昔話で、子供の頃に誰もが聞いたであろうおとぎ話。


この話が本当なら、王女は魔法を使う度に体が弱まり、魔法を使う度に死に近づいた?

契約の代償が命だった?

魔法を使う度に寿命が短くなり、王女様は力尽きて無くなってしまった。

子供たちには魔法の力が遺伝した為、魔法を使えるようになったって事か?

その子孫が今魔法を使っている俺たちと言う事なのか?


それなら直接精霊と契約をしたサラは・・・

サラの命が魔法の代償って事になる。

「ダメだ!!そんなっ」

俺は出した本も適当にしまうと、実家に瞬間移動をした。

父さんと、母さんに話さなくてはいけない。

早く伝えなくては!!と思たのだ。