木こりの娘はプリンセス?

『ルイス!?エレノア様と踊ってたんじゃ?』

「先曲が終わったから、それに他の生徒もエレノア様とダンスしたいって言ってたから交代した。」

『そっか』

「ところで、途中会場から出て行かなかったか?
気分が悪くなったんなら、部屋にも戻るか?」

『ちょっと外の空気が吸いたかっただけ、もう大丈夫だよ。
ルイスは何か飲む?』

「あぁ、お茶でも飲むかな。」


しばらく飲み物を飲みながら、話をしているとジャック先輩が私たちの所へやってきた。


「サラちゃん、俺とダンスしない?」

その言葉を聞いてルイスはキットジャック先輩を睨む。

「そんな怖い顔すんなよ。ちょっと誘っただけだろ。」

『ルイス失礼よ。
ジャック先輩、私で良ければ大丈夫ですよ。』

「それじゃ、お手を・・・」

私はジャック先輩の手を取りホールへ移動をする。

ジャック先輩は大貴族の御曹司と言うだけあって、ダンスの腕前もさすがだ。

私は、彼のリードの任せて踊ると途中でクルクルとまわったりして、とても楽しい気分になる。

『先輩は、誰かが困ってると颯爽と現れて、よく人助けをしてますよね。』

「アハハっ人助けなんてしてないさ、僕はレディには笑顔でいてもらいたいだけだよ。」

『ちょっと女ったらしの所はありますけど、基本はとても優しいんだなって私は思いますよ。
まぁ別の意味で、あなたのせいで泣いた女性は数知れずいるんでしょうけど・・・』

「言うねぇ、さすがルイスの妹だ。
ところで、でルイスは地元でもあんなにクールだったのかい?」

『そんな事は無いですよ、幼馴染とはよくいたずらをして先生に怒られたこともありますよ。』

「ルイスが先生に怒られるか、今じゃ考えられないな。」

フフッ、私は昔の事を思い出して笑うと、いったい何を思い出したの?って聞かれてしまう。