木こりの娘はプリンセス?

私はクレアの耳元で話しかける。

『クレアちょっと相談したいことがあるんだけど一度外に出ない?』

「ん?良いわよ。
エリック、サラちゃんがちょっと外の空気をすいに行きたいって言ってるから。
外の噴水の所に行ってくるわ。」

「こう人が多いと疲れてくるもんな。大丈夫か?」

『大丈夫よ、ちょっと行ってくるね。』


私とクレアは、外に出るとふぅっと息を吐き出す。

やっぱり人ごみの中にいて疲れてたのかな?


クレアは周りに人がいない事を確認するると

「相談ってなぁに?」

『あの・さぁ・・・
私とルイスって傍から見るとなんかおかしかったりする?』

「全然そんな事はないよ。仲のいい兄妹だなって私は思うけど?」

『そうだよね!?いや、さっき一緒にダンスを踊った人からね
私とルイスが付き合ってるっている噂があるんだって。
そんな噂を払拭するためにも、付き合ってみないか?って言われて・・・』

「う~ん、そうね誰かと付き合ってみるのは良いかもしれないわね。」

『付き合っていっても、私好きな人なんていないのよ?』

「これから好きな人が出来るかもしれないし、
心から好きって訳じゃなくても付き合ているうちに愛を感じるようになるかもしれない?
今すぐじゃなくても大丈夫よ、まだ学園生活は始まったばかりなんだから。」

『そっか、まだ始まったばかりだもんね。これからだね。』

「そう、これからよ。」

『クレアに相談して良かった。話を聞いてくれてありがとう。』

「どう致しまして。それじゃぁパーティー会場に戻ろうか。」

『うん。』

私とクレアは会場に戻りアンナたちと合流することにした。