ご飯が食べ終わるとルイスは昨日はお風呂に入ってなかったからシャワーを浴びてくる。
そう言ってお風呂に行った。

私は後片付けをするとソファーでくつろぎながらテレビを見る。

しばらくするとスッキリした様子で濡れた髪を拭きながらお風呂から出て来た。

「鏡で後ろも確認したけど、かすり傷一つないな。アイツほんと凄い奴なんだな。」

『本当?本当に痛いところはない?』

「何処も痛くない、サラ本当にありがとうな。」

『あぁ~私は何にもしてないけどね。』

私は目を逸らしながらそう言うと、思いついたようにルイスに言う。

『ルイス髪の毛乾かしてあげる。こっちに座って。』

ルイスはエッって顔をしながらも私の言う事を聞きソファーに座る。


私はルイスからタオルを奪うと頭をワシャワシャっとタオルで拭く、その後ドライヤーで髪の毛を乾かすと髪を整える。


『ねぇルイス、明日は私と一緒にパーティーに行ってくれるよね?』

「あぁ、明日はバッチリドレスアップするんだろ?」

『うん。明日はお友達のクレアの所に集まって3人で一緒に準備することにしたの。』

「そっかぁ、そう言えばサラのお友達の話って聞いた事がなかったな、どんな子?」

『えっとねぇ、

クレアは前の席なんだけど、髪の毛は淡い桃色のボブで髪の毛サラサラなの。
ちょっと人見知りの恥ずかしがり屋さんなんだけど、すっごく優しくてしっかり者なの。

で、アンナはね男勝りで元気な女の子。赤っぽい茶髪でいっつもポニーテールにしてるんだけどとにかく、元気。

素直で明るい良い子。って言う感じ・・・

アッ、後ねとっても綺麗な声で歌うの。初めて歌声を聴いた時は感動して涙が出てきちゃった。

二人とも素敵なお友達だよ。』


「良かったな。友達は大事にしろよ。
困ったお気に助けてくれるのは友達だからさ。」

『ほんと、そうだよね。』