僕は叫びながら訊ねた。



「竜宮仙人!何なんだよ、これ!!」



しかし、老仙人は実に落ち着いたものだった。



「決められたレールの上を走る龍などおらん」



竜宮仙人の言葉は何か妙に意味深に聞こえた。



「すげえ!」