しかもよーく見るとかなりのイケメンだった
そこらへんにいる男の子たちより高い身長、
そして顔もとてつもなく整っている…





こんなイケメンほんとにいるんだな…





感心していると、また低い声が聞こえた。





「お前、1年か?」





「はい、そうですけどなにか?」





すると彼はいきなり歩き出した、
私はいきなりのことで驚いていたらまた再び低い声が聞こえた。






「さっさと歩けよ、遅刻すんぞ。俺が高校まで一緒に行ってやるっていってんだよ!!」






なぜか彼はキレている。まあでも高校まで連れていってくれるなら多少のことは気にしていられない、私は仕方なく彼の後ろを歩いていった



「なあ、お前、名前なんてゆーの?」



しばらく沈黙だったため突然のことで驚いてしまった…



「私の名前は岸真凛です!!」



「ふーん、マリンね、なかなか可愛い名前だな…」



可愛い!?その一言に思わず顔が赤くなってしまった。