学校で聞き慣れたチャイムが鳴り、
眠い目をこすりながら、
席へと座る
「先生、来るの遅いね、?
いつも5分前にくるのに…」
隣の子が呟く。
「もしかしたら、休みなんじゃない?」
自習だと思い浮かべにやにやしながら
受け答える。
「んへ、なら良いね〜♪」
隣の子もつられたように、にやにやしながら先生がくる方のドアを見つめる。
ガラッ…
「うわっ、やっぱいたか、笑」
ドアの開く音だけきいて、
隣の子は悲しそうにまた呟いた
「あっ、え、いや自習だよ、!」
いつものような異臭を放ってドアに挟まるくらいの巨大な先生の姿はみえなかった。
「わっ、!先生が違う!」
隣の子はすぐに顔が明るくなり、
隣の私をみた。