「 じゃあ、これを、あの水道で洗ってもらえますか??

すみませんね、、」


向こうの水道を指差して、

案内してくれた。


「 わざわざ、ありがとうございます…っ 」

申し訳なさそうに私が言うと、

「いやいや、俺が頼んだから笑 」

そう、笑って答えてくれた。

私は、
ビーカーやガラス棒、スポイドなどを

洗い始めた。


先生は隣で棚の整理をして、

汚れている器具をだせば、

私の隣に並べて


「 これも、お願いします、あ、これも…すみません…」

いちいち、謝ってきたので

わたしもいちいち、大丈夫です、大丈夫ですよ〜と

笑いながら答えていた。