142センチの恋


「どうしたんだよ?

 ボーっと歩いてた、なんてなんかあったんだろ?」




そう言ってあったかい缶のミルクティーを手渡した




私はそれをホッカイロ代わりに頬に当てた





「それ飲み物なんだけど…」




「いいのっ」



身も心も凍りついてるんだから






だからね、


こうしてあったかいミルクティー買ってくれたの


すごく嬉しいんだよ