階段で上の階にも行ってみるか、そう思ってコンクリートの階段を上っていく 「…?」 人がいる…? だんだん話し声も聞こえてきた 小さくて聞き取れなかった声が だんだんはっきりと聞こえてくる 「お前には亮介がいるだろっ なんで電話してくんだよっ!」 「…直矢?」 階段の柱の陰からこっそりのぞいて確認する それは電話をしていた直矢だった