「あっははー、御愁傷様〜」

「うるさいなー、真面目に考えてよ。あんたも頼まれたんでしょ?」

ニヤニヤ顔の青原を睨みながら着席。

「しつこいくらいに。ま、全国クラスがいるんだ、手放したくねえよな〜」


「...てか、スポーツマンのクセに髪の毛それでいーの?」

めちゃくちゃ金髪ですけど。

「ん? 何も言われてねえな」

校則軽すぎる!!


「俺は春休み中に説得したけど。やりたくねえってさ」

「そこまでなら言っても意味ないじゃん...」

そんなに上手いなら、なんで?
怪我とか??

「とりあえずやってみろよ。俺も挑戦する」