「テツ~!!帰ろうぜー!!」


高校生活も残りわずかとなった。


三年間ずっと一緒のアツシ。


「おー…。アツシ、お前授業中は寝てて、放課後と昼だけ元気って何しにきてんだよ…」



「そんなの、決まってるだろ?…テツヤに会いに来てるんだよ?」


アツシはいつもみたいに俺の腰に手をまわして抱き締めた。


おいおいおい…