あー、ゲップが出る。

食べ過ぎたかな…

「少々お待ちください。」

カチャッ


今時のオートロック式だ。

オンボロアパートに住んでいる私には羨ましい限りだ。

「どうぞー」

綺麗な清楚な女性だった。高校生の息子がいるのだから、それなりの歳なのだろうが、20代後半にも見える。


「お邪魔します。…よろしくお願い致します。」

「よろしくお願いしますね。海斗ー!家庭教師さん来たわよー!

部屋はこっちです。」

案内される。

あー。。帰りたい。。