それにしてもお風呂が旅館並に大きいだけど....。
チャプン....

潤は夜になっても帰ってくることはなかった。ほんとに女の所だったのか私には分からないけど....…。

うっ、ちょっとのぼせてきた....出よ。





「詩乃ちゃん、湯加減どうだったー?」

「テルさん。ちょうど良かったです!」

「そう、良かった。おやすみ」

「はい、おやすみなさい」


2階へと続く長い長い階段を上り、自分の部屋に入る。

今日は疲れたなぁ。引越しとか、蒼の弟に会ったり、蒼の部屋に入ったり....。

明日も良い1日になりますように....。私はそう願い、深い眠りについた。