そんなことをもやもや考えてる内に、電車は来た。 プシュー ドアが開いて、私たちは電車の中に入る。 電車の中には、私たちと同様、真新しい制服を着ている人達がたくさんいた。 「ねぇねぇ、あの人見て見て!」 あゆちゃんがそう言って指差す先には、私たちと同じ制服の男の子。 やばい、イケメン。 ストレートな漆黒の髪。切れ長の目。その人は、言葉に表せないオーラを放っていた。