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『蒼太先輩、もうすぐ21歳の誕生日だね』

土曜日。
蒼太先輩と私は私の部屋で一緒に音楽を聞いていた。


『誕生日プレゼント、なにがいい?』

私はワクワクしながら聞く。

二人で過ごす、初めての誕生日。


『…そんなのいいよ。』

『よくないよ。なんかお祝いしたいんだもん。』

『…じゃあ』

『なぁに?』

『紗耶香がいい』




蒼太先輩の言葉に、私は言葉をなくす。


『あ、うそうそ、じょーだん』

慌てて言う蒼太先輩に、私は言う。



『うん。いいよ』