こんなに好きなのに
な…ぜ…？
私のこと見ないの？
な…ぜ…？
現実は甘くない…ね
みじめで
くやしくて
つらくて
すごく泣けて
あぁ…
ずっと一緒にいられると
勝手に思いこんでいた
壊れてしまった未来
戻れないんだね
覆水盆に返らず
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ハルにつきあってくれたら、パパに取引再開頼んであげる…伝えた
「取引再開してくれなくてかまわない」
…なんで…
「それより…家に連絡したほうがいいよ」
…どういうとこ？
わけがわからないまま、パパに電話した
「私だけど、何かあった？」
「春人くんの父親の会社との取引やめたら、取引をやめるって、他の会社から、数えきれないくらい連絡がきて、大変なんだ。どうなってるんだ？」
「わからない」
「ハル…どういうこと？」
「君たちは、何か誤解してるね、君の父親が取引やめた会社って、俺の会社なんだよね…今取引やめるって連絡してるのが俺の父親こ会社なんだよね」
「…な…何言ってるの？」
「君が言う、君の父親の会社と釣り合う会社の社長が俺ってこと」
「…な…なんとかしてよ」
「一度やったことは、元には戻らない」
「次に何かやったら、融資も止めるって、伝えておいてねー」
「…なんで？融資は関係ないでしょ…」
「融資してるの、うちの母親のとこなんだよ」
「覆水盆に返らず…君がやったことの結果」
