こんなにも大事にしてくれてたんだね
不安になる必要なかったんだね
どうして…こんなにも愛にあふれてるんだろう
好きを忘れないでくれてありがとう
あきらめないでいてくれてありがとう
私のバカ
なんでもっと早く気づかなかったの?
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仕事が早く終わったおじさんが、おばさんを迎えにきた。愛里がいることにきづいて「ここにいたのか…」また、ここも出て行かなくちゃいけないの…かな?と、覚悟を決めた愛里
「なんで、勝手に出て行った…んだ?」
「私がいたら迷惑だと思って…」
「迷惑じゃないし、ずっといてくれていいんだよ。帰っておいで…」
「本当…は?」
「娘ができたみたいで…嬉しかったよ」と、ちょっと赤い顔をして、ボソボソと言った
嫌われてると思って、家を出た…のに、不安になる必要なかったんだね。涙がこぼれ落ちた。
愛里の頭を優しくぽんぽんとなでてくれた
結局、あの家に戻ることになった愛里