「っ!?」


「なーんてな!お前の反応面白いわ!」


「~っからかわないでください!青少年なんちゃら法にひっかかりますよ!」


「いや、教師と生徒の恋愛は法律で裁かれないからな?まあ、学校側からの処分は受けるだろうけど」


「へ、へぇ」





なんでそんなこと知ってるのよ…!





「まぁ、エッチなことしたら裁かれるのは俺だけどな!」


「!!な、なんでそんなこと、言う必要あるんですか」


「上原が青少年なんちゃら法がとか言うから、正しい知識を教師として教えてやったんだけど?」


「ご、ご丁寧にありがとうございます」





別にそんな答え望んでないし!


あ~なんか上から目線がむかつく~っ





「あ、じゃあ俺こっちからだから、またホームルームでな」


「あ、はい、また後で」










「…あ!上原!!」









ペコリと頭を下げて門に向かおうと何歩か足を進め始めた矢先、また名前を呼ばれ振り返る。






「朝練、頑張れよ!」


「…!」






そう言うなり、軽く手を振って角から消えてしまった。







もう









なんなの、あの人











嬉しくてたまんない…っ!