「っして!!」 私の口を抑えていた手を強引に引き剥がす。 少し不機嫌そうになる悪魔。 「私はそんなことしてないし、そもそもそんな目だとか意味のわからない理由で決めつけられたくない」 正論だ。 勝ったと思った。 しかし、この男には通用しなかった。