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「ごちそうさま。美味しかった!」

『はいはい。早く薬も飲んで。』

「はーい。」


あたしは孝に風邪薬を飲ませて布団を被せた


時間は6時。あたしはそろそろ帰らないとバスが無くなってしまう時間。


『じゃあ、あたし帰るから。お大事に。鍵はあたしがかけてポストに入れとくから。』

「………」

『聞いてる?』

「…なぁ」


孝は布団を被りながら体をあたしの方に向けて


「今日…泊まってくれない?」