「あらあら〜
りょうがくんに見惚れちゃて〜」




なんてふざけて私を突っつくさえ



私はさえをおいてみんなのところに
向かった歩いた


さえは楽しそうに
「ちょっと待ってよぉ〜」なんて言って追いかけてきた





「じゃ 分かれて試合開始〜」


体育のおじさん先生のやる気のない声が響いた