そっと口に入れると、甘い香りとほのかにすっぱい味が広がって、 ………あー、うん。 何か弾ける。 キャンディーを舐めていたら、ふいに知らない旋律が聞こえてきた。 「………―−――」 いきなり、黒木が歌い始めた。