3つ目の願い事



そのあと、ママはずっと泣いていた。


「ごめんね。こんな話して。
あ、そうだ。これ、さくらにあげる。」

「え!でも、ママの大切な・・・」


「いいのよ。パパが生きていた証。あなたが守っていって。
大切にするのよ。パパもきっとどこかで見守ってくれているから・・・」



そっと首にかけると金属のひんやりとした感じと、重み。


まるで、パパの生きた何十年がこれに詰まっているかのように・・・・・。