そのあと、ママはずっと泣いていた。 「ごめんね。こんな話して。 あ、そうだ。これ、さくらにあげる。」 「え!でも、ママの大切な・・・」 「いいのよ。パパが生きていた証。あなたが守っていって。 大切にするのよ。パパもきっとどこかで見守ってくれているから・・・」 そっと首にかけると金属のひんやりとした感じと、重み。 まるで、パパの生きた何十年がこれに詰まっているかのように・・・・・。