誰も迎えになんか来てくれないんだ


ジャングルジムでも すべり台でも




砂場をいじる僕は

独り寂しく夕暮れに佇むんだ





耐えきれなくて何度独りで帰ったろう



でも迎えてくれるのは夜でしかないんだ





さみしかった


さみしかった






僕の涙はベッドへ消えて

蒼い呼吸(いき)だけがむなしく宙へ浮いたんだ








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