僕の蒼い呼吸は見果てぬ空へと吸い込まれ



空は昨日と何も変わりはしないのに



流れゆく雲とうつろう時間が悲しみを増してく





夕暮れを少し越えた空は夏祭りと同じ色だった



涼やかな風 蛙の鳴き声 行き交う人



全てがあの日と同じなのに

どうして僕だけは違うんだろう






違うのは僕の涙色の呼吸だけだった







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