『…どうした?』
ケータイから聞こえてくる彼の低い声を聞くと、なんだか安心する。
「…そっち、行ってもいい?」
『はいはい。』
「じゃ行く。」
彼との電話は、だいたい私の「じゃ行く」の一言で終わる。
……彼は、別に彼氏って訳じゃない。
中学生の頃から大人になった今まで、ずーっと仲良しで。
ずーっと、私は彼に恋していて。
ケータイから聞こえてくる彼の低い声を聞くと、なんだか安心する。
「…そっち、行ってもいい?」
『はいはい。』
「じゃ行く。」
彼との電話は、だいたい私の「じゃ行く」の一言で終わる。
……彼は、別に彼氏って訳じゃない。
中学生の頃から大人になった今まで、ずーっと仲良しで。
ずーっと、私は彼に恋していて。

