「なんだそりゃ?情けねえなあ」
策郎は、通信モニターの音量の設定を最大にした。そして、息をゆっくりと吸い、叫んだ。
「雄介ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!てめえ起きろゴラァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!」
「どわっ」
あまりの大声に驚き、雄介は目を覚ました。
「おう、起きたか。仮面キザ野郎」
「……ぼくは、気絶していたのか?……策郎?いつのまに?」
「ボケっとしてんじゃねえぞ。ほら、合体だ」
「合体?」
「おーい、まだ寝惚けてんのか?おまえいま何に乗ってんだ?」
雄介は我にかえった。そして、策郎に助けられたことを察し、舌打ちをもらした。
「…………まあ、いい。わかりました。合体ですね」
説明しよう。ラザガマシンは、三機が合体し、人型兵器に変形することによって、本来の力を発揮することができるのである。
タツミが言った。
「あなた達、いいわね。ラザガマシンはハイテンションチェンジシステムを搭載しているわ。つまり、合体した際、三人の中でもっとも『闘る気』のあるパイロットの機体にあわせて変形するようになっているの」
「わかってるよ。まかせとけ。じゃあ、行くぞ!雄介!破藤のおっさん!」
「はい」
「おう」
修羅号、残酷号、我王号は、同時に空へ飛び出した。
空中を旋回したあと、三機は一列に並んだ。
そして、三人は叫んだ。
「ラザガァァァァァァァァァァァァァッ!!!チェェェェェェンジ!!!」



