瑠斗と別れて杏奈と2人で学校までの道のりを歩く。






「今日はごめんね…鳴海のことすっこり忘れてて話に夢中になってた…せっかく、会えたのに邪魔してごめん…」








少し寂しそうに杏奈が言う…








「全然大丈夫！大丈夫！杏奈が来なかったらずっと沈黙だったよ。でも、すごく楽しそうだったね！何の話してたのー？」







あまり、大丈夫じゃなかったけど…
でも、親友が楽しそうにしてたんだから！喜ばなきゃ！！





「本当ごめん…瑠斗君と映画の話とか聴いてる音楽の話、部活の話とか話したかな？」







杏奈の顔が少し赤かった…耳も赤い…







杏奈、瑠斗のことが好きなんだ…