「鳴海ーおはよう!!」






小走りに近寄ってくる杏奈。
杏奈の周りだけ、花が咲いてるみたい!








「おはよう!杏奈!!」






あーホッとした!これで、沈黙も終わる!






「ごめん…俺、邪魔かな?」







まだ、顔真っ赤じゃん!杏奈が来た瞬間顔真っ赤にしやがって!ムカつくやつだなー





席を立とうとした瑠斗を止めようと思って、大丈夫と言おうとしたら…






「全然大丈夫!!私の方こそ邪魔しちゃったよね。ごめん…」






と、先に杏奈に言われちゃって…






「いや…全然話してなかったから…
俺の名前は 橘 瑠斗です!
鳴海とは7年ぶりくらいに会って…
座れば??」





瑠斗は自分の隣をポンポンと叩いた。