なんで時都がここにいたのかはわからない。 だけど。 私の中で時都の存在はだんだん大きくなっていったのは間違いなかった。 その夜私は時都の腕の中で眠ってしまった。 「お前さ。俺の女になればいいのにな。」 そんな言葉聞こえることなく。