「なっ!なにするの⁈」


私はキスされた頬を押さえて後ずさりした。


「そうそう、俺が二重人格だって言いふらしたら…。」


キスのことなんてなんでもなかったように私に近づいて来て、ドアまで追いつめると指で私の唇に触れた。


「こっちにキスするから。」