大野先生のことばかり考えている内に、クラスメイトの自己紹介が終わってしまった。
・・・名簿を見て名前を知るしかないか
「じゃあ最後は大野先生だな。先生、前に来てください!」
国枝先生に呼ばれ、大野先生が教卓の方へ歩き出す。
私の横を通り過ぎる時、フワッと風が当たった。
「えーっと。昨日も簡単に自己紹介しましたが、大野裕行です。数学を担当します。文系クラスも今年いっぱいは数学があるので、私が担当します。わからないことはどんどん聞きに来てください!あとは…バスケ部の顧問になったので、バスケ部の人はよろしく!以上です。」
あっという間に先生の自己紹介は終わってしまった。
数学は苦手だけど、先生が担当なら頑張ろうかな・・・なんて思ってしまう。
話終えた先生は、また教室の後ろに戻ろうとした。
すると、国枝先生からストップがかかる。
「まだ時間があるから、大野先生に質問タイムにします。何かある人~!」
突然のことに驚く大野先生。
教室内も少しざわつく。
誰も質問をしないでいると、国枝先生がさらに話し出した。
「ほら!何かないのか~?大野先生はこの高校出身だから、みんなの先輩なんだぞ。先輩に遠慮なく質問しろ~!」
先生について新たな情報!
この高校出身なんだ!!
その瞬間、私の頭の中に一つの疑問が生まれた。
けれど、先生に質問を始めるクラスメイトが出てきた為、考えるよりも聞くことが優先になってしまった。
・・・名簿を見て名前を知るしかないか
「じゃあ最後は大野先生だな。先生、前に来てください!」
国枝先生に呼ばれ、大野先生が教卓の方へ歩き出す。
私の横を通り過ぎる時、フワッと風が当たった。
「えーっと。昨日も簡単に自己紹介しましたが、大野裕行です。数学を担当します。文系クラスも今年いっぱいは数学があるので、私が担当します。わからないことはどんどん聞きに来てください!あとは…バスケ部の顧問になったので、バスケ部の人はよろしく!以上です。」
あっという間に先生の自己紹介は終わってしまった。
数学は苦手だけど、先生が担当なら頑張ろうかな・・・なんて思ってしまう。
話終えた先生は、また教室の後ろに戻ろうとした。
すると、国枝先生からストップがかかる。
「まだ時間があるから、大野先生に質問タイムにします。何かある人~!」
突然のことに驚く大野先生。
教室内も少しざわつく。
誰も質問をしないでいると、国枝先生がさらに話し出した。
「ほら!何かないのか~?大野先生はこの高校出身だから、みんなの先輩なんだぞ。先輩に遠慮なく質問しろ~!」
先生について新たな情報!
この高校出身なんだ!!
その瞬間、私の頭の中に一つの疑問が生まれた。
けれど、先生に質問を始めるクラスメイトが出てきた為、考えるよりも聞くことが優先になってしまった。

