「じゃあ、あと一つアトラクション入って、昼飯にしよーぜ。」
颯人くんの提案に、全員賛成。
「私、お化け屋敷が良い!!」
勢いよく愛実が言った。
その言葉に私は固まる。
「お化け屋敷?…すぐ近くだし、良いじゃん!行こうぜ!」
遼くんが楽しそうに、お化け屋敷のある方へと向かい始めた。
誰も嫌がることなく遼くんに続いていくけど・・・私の足取りは重い。
それに気づいた千沙ちゃんが、隣で声をかけてくれる。
「結麻ちゃん大丈夫?」
「…大丈夫。お化け屋敷が苦手なだけ…。」
昔からお化けとか怪談とかが大の苦手。
お化け屋敷は入らないように、避けてきたのだ。
「千沙ちゃんは大丈夫なの?」
千沙ちゃんの印象的に苦手だと思っていたけど、普通にしている。
「お化け屋敷は苦手だよ。でも、この遊園地のは乗り物に乗って進むから、入れるの。歩くタイプのは足がすくんじゃって無理。」
「乗り物でも怖いじゃん~…。」
「目をつぶっていればいいもん!結麻ちゃんもそうすれば平気だよ♪」
ニコニコとアドバイスしてくれたけど・・・目をつぶっても、音とか雰囲気がダメなんです。
千沙ちゃんと話しているとすぐにお化け屋敷に着いてしまった。
二人づつの乗り物だそうで、私が乗らないと誰かが一人になってしまう。
しぶしぶペア分けに加わった。
千沙ちゃんと颯人くん。
愛実と遼くん。
そして・・・私と森くんのペアになった。
「永峰さん、よろしくね♪」
嬉しそうに私の横に来た森くん。
笑顔を返したけど、怖さと気まずさでそれ以上の会話が出来なかった。
颯人くんの提案に、全員賛成。
「私、お化け屋敷が良い!!」
勢いよく愛実が言った。
その言葉に私は固まる。
「お化け屋敷?…すぐ近くだし、良いじゃん!行こうぜ!」
遼くんが楽しそうに、お化け屋敷のある方へと向かい始めた。
誰も嫌がることなく遼くんに続いていくけど・・・私の足取りは重い。
それに気づいた千沙ちゃんが、隣で声をかけてくれる。
「結麻ちゃん大丈夫?」
「…大丈夫。お化け屋敷が苦手なだけ…。」
昔からお化けとか怪談とかが大の苦手。
お化け屋敷は入らないように、避けてきたのだ。
「千沙ちゃんは大丈夫なの?」
千沙ちゃんの印象的に苦手だと思っていたけど、普通にしている。
「お化け屋敷は苦手だよ。でも、この遊園地のは乗り物に乗って進むから、入れるの。歩くタイプのは足がすくんじゃって無理。」
「乗り物でも怖いじゃん~…。」
「目をつぶっていればいいもん!結麻ちゃんもそうすれば平気だよ♪」
ニコニコとアドバイスしてくれたけど・・・目をつぶっても、音とか雰囲気がダメなんです。
千沙ちゃんと話しているとすぐにお化け屋敷に着いてしまった。
二人づつの乗り物だそうで、私が乗らないと誰かが一人になってしまう。
しぶしぶペア分けに加わった。
千沙ちゃんと颯人くん。
愛実と遼くん。
そして・・・私と森くんのペアになった。
「永峰さん、よろしくね♪」
嬉しそうに私の横に来た森くん。
笑顔を返したけど、怖さと気まずさでそれ以上の会話が出来なかった。

